
油の摂りすぎ以外にも原因が・・・
ちょっと汚い話ですが、トイレでの排泄後に便が水に浮いている、やけに粘り気があり水面に油の膜ができている・・・といった、いつもと違う便に気づいたことはないでしょうか?
こうした便は一般に「脂肪便」といわれ、便に多くの脂肪が含まれている状態です。
上記の他にも、便の色が薄い・白っぽい・においが強いなどの特徴を有していることもあります。

では、なぜこんな便が出るのか?
食事で摂りすぎた脂質が身体の外に排出されただけと軽く考えている人も多いようですが、実はそう簡単ではありません。
食事などで摂取した脂質は、体内で中性脂肪とリン脂質に分解され、身体を動かすためのエネルギーとして消費されます。
このとき、脂質を分解する段階で「乳化」と呼ばれる工程が不十分だと、分子が大きすぎて消化管内で吸収できないため、そのまま便に混ざって排出されてしまうというわけです。
稀に、心身の不調などで消化・吸収の機能がうまく働かず脂肪便が出ることもありますが、それが何日も続く・頻繁に出るという場合は、何らかの病気のサインかもしれません。
放っておくと低栄養状態に陥ったり、膵炎から重篤な疾患に発展することもあるので、「たかが脂肪便」と侮らず、早めに内科や消化器科を消化器科を受診することをオススメします。
