
人材育成において、「ほめる」と「しかる」というのがありますよね。
どちらも、とても大事なことです。
「ほめ方」「しかり方」を学べる教材はたくさんありますが、多くの教材には、抜けているポイントが1つあります。
それが、「人の感情」です。
もちろん、ほめることは大事なことです。
でも、ほめられ続けるだけで、いつまで経っても昇給しなかったらどうですか?
でも、めちゃめちゃ褒められるんですよ?笑
最初はいいかもしれませんね。
褒められたら気持ち良いですし、人間関係も良好になりやすいですし、メリットは多いです。
ただこれが、20年続いたらどうですか?
褒めんでいいから給料上げて!!ってなりますよね。
これはもちろん極端な例ですが、「ほめる」だけではダメだということです。
ほな、どないすんねん!?って、なりますよね。
今日は、そのへんを見ていきます。
「ほめる」とは?「しかる」とは?

仕事における「ほめる」とは、「評価する」ことです。
評価が積み重なり、昇給・昇格に繋がります。
「しかる」とは、「指摘する」です。
しょっぱなから感情をぶつけてはいけません。
指摘をして、必要な部分の「教育」と「訓練」を繰り返すわけです。
ほな、ホメなくていいの?

褒めることはしなくていいのかというと、そうではありません。
僕自身も、褒めたほうがいいと思ってます。
ただ、誰でもそうだと思いますが、褒められて嬉しい人と、そうでない人いませんか?
「こいつ、誰にでも言ってんねやろなー。」
「お前に言われても何も嬉しないわ。」
とか、こういうのありますよね?
これって、「感情」の部分ですよね。
結局、「人間関係」によって変わるということです。
仲の良い人や、尊敬してる人に褒められたら嬉しいですよね?
褒めて成果が出る場合は、「人間関係」がある相手に対して褒めると、それが評価に繋がるパターンです。
人間関係のない相手に褒められても、「評価された」とは思いにくいですよね?
なので、「評価された」と思ってもらえるかどうかなのです。
僕たち幹部は、会社の中では上の方です。
みんなより昇給・昇格してきたから、今があります。
でも、まだ、褒められたい(笑)
まあ、幹部の話しはさておき。
要は、叱るのは「人間関係」ができてからということです。
嫌いな上司に言われたら
「なんでこいつに言われなあかんねん!!」
「お前に言われたらやりたくない。」
ってなることないですか?
同じ内容でも、信頼している上司に言われたら、素直に動きませんか?
うちでも、社長に近くなればなるほど怒られますからねー。
そもそも「叱る」とは・・・

そもそも「叱る」ということは、相手を「否定する」ということです。
合ってる合ってないに関わらず、相手の行動を否定することです。
だから、人間関係がないと、絶対に嫌がられるわけです。
だから、できるだけ最初は、叱らないほうがいいですね。
叱るのではなく、行動を「指摘する」ことですね。
本人も、患者さんのためにやったことかもしれません。
ただ、その結果が悪かっただけかもしれません。
自分は良かれと思ってやったことで、結果が悪かったとしましょう。
良かれと思ってやった気持ちは否定せず、出た結果と行動のアンバランスを「指摘」してあげましょう。
そのアンバランスがどこにあるのかを探して、指摘してあげるのです。
そこから、「教育と訓練」に入るわけですね。
もともと「叱る」が成立するのは、家庭内だけでした。
昔は、人間的な教育をするのは、絶対的に家庭内でした。
だから、叱ることもできましたし、どつかれたりすることもあったかもしれません。
そこには「愛情」があったから成立したんですね。
つまり、愛情がなければ逆効果を生むということですね。
予告

出世シリーズも、いよいよ次回で最終回になります。
出世の先にあるものは何なのか?
「3C」から「4C」へという内容で締め括ります。
では٩( 'ω' )و