
これまで、出世するための「命令」と「報告」について詳しくやってきました。
新米柔整師&鍼灸師が、上司からの命令に対してバッチリな行動を取れれば問題ありませんが、はじめからそんなうまいこといきませんよね。
命令に対して、できなければ、「教育」と「訓練」が必要になります。
効率よく修得できるように、上司はいろいろ考えるべきですが、まずは「非効率」です。
数です。
「効率」は、「非効率」からしか生まれない。
かの有名な、西村隆宏先生のお言葉ですね。
数をこなして効率化していけばいいのですが、やり始め、なぜ非効率になってしまうかというと
無理・無駄・ムラがあるからです。
そして、この中で、「無理」が原因で「無駄・ムラ」に影響していることが多いのです。
なので、「無理」をなくせば、「無駄・ムラ」を改善できるということです。
優先順位・後先順位を決めずに、やることを増やしすぎて、能率が上がらない。
ということがよくあります。
もちろん、まずはやらせてみないと、何が無理なのかはわかりません。
やらせずに効率化を測ろうとすると、自分で「こんなもんや」と決めつけてしまいます。
そうなると、サボるほうに向かうので注意が必要です。
このへんも踏まえて、「教育」と「訓練」を見ていきましょう。
「教育」と「訓練」の、言葉の意味

まずは、それぞれの言葉の意味、定義から入ります。
教育とは
「業務を完遂するために不足している知識を与えること」
訓練とは
「業務を完遂するために不足している経験を与えること」
なので、やらせてみないと、何が不足しているかわかりませんね。
不足しているものを探して見つけないと、教育は始まりません。
ここで注意する点は、「新入社員は、別」というところです。
できることが何もないので、「やれ!!」しかありません。
「教育」と「訓練」の内容

以前にも出てきましたが、基本的には、ロープレが一番です。
ロープレで練習すると、不足している知識・経験が如実に出ます。
練習で改善して、本番に挑みます。
すると、もっと不足しているところが露呈します。
そこから、どこがわからなかったのかを分析します。
知識が足りなかったのか、経験が足りなかったのかが明確になります。
明確になれば、あとは、行動するのみです。
「教育」と「訓練」のパターン

「命令」に対しての行動パターンは、大きく3つ。
- 行動した
- 行動したつもり
- 行動していない
それぞれ見ていきます。
①行動した
やってみたけど、できなかった場合ですね。
このパターンは、方法・やり方を知らないだけもしくはちゃんと理解していないかの、どちらかの場合がほとんどです。
このパターンは明確で、方法なのか理解なのかを見つけて、それに対して「教育と訓練」を行うだけです。
②行動したつもり
このパターンは、結構やっかいです。
なぜなら、本人が気づいていないことが多いからです。
自分では「やっている」「できている」と思っているけど、できていないパターンです。
例えば、「全員に言えよ!!」という命令に対して
自分が言いやすい人にだけ言ったり
言葉や言い方を少し変えたり
でも、本人の中では、「全員に言ってる」と、思ってるんです。
このパターンは、絶対的に擦り合わせが必要です。
直属ならすぐですが、そうでない場合は、とことん付いて確認する作業も必要です。
③行動していない
行動していない中でも、2パターンに分かれます。
それは、やる気があるのと、ないのです。
やる気がある場合は、時間の問題と、仕事量の問題がほとんどです。
やることが多すぎて、本人の能力をオーバーしている可能性があります。
その場合は、やることを減らせて、絞って集中させるほうがいいですね。
やる気がない場合は、難しいところですが。
だいたい個人的な問題か、会社的な問題かの、どちらかであることがほとんどです。
個人的な問題というのは、他人次第で自分が左右されるパターンです。
旦那の機嫌次第でモチベーションが左右される女性スタッフなどはこれにあたります。
会社的な問題というのは、コンプラ系か人間関係ですね。
もちろん人間ですから、いろんなものに左右されることもあるでしょう。
でも、それが長期に渡るようでは困ります。
やる気がないのも、期限を決めておくといいですね。
いつまでたってもやる気が出ない場合は、辞めたほうがいいかもしれません。
いつまで経ってもやる気が出ない仕事は、その人には合っていないかもしれません。
自分の人生は自分で決めるべきなので、やる気が出ない仕事より、自分自身が楽しめる仕事に変えたほうがいいかもしれません。
会社から「辞めたら?」提案をするというよりは、「あなたにとって良くないんじゃない?」というスタンスです。
予告

やる気の出ない話しが長くなってしまいましたが、次回は「やる気満々」な状態として進めていきます。
行動を継続していく上で、「ほめる」「しかる」というのが出てきます。
ほめることも、しかることも、もちろん必要なことです。
そのへんを細かく見ていきます。
では٩( 'ω' )و