本要約 鍼灸接骨院

生活をリラックス・モードへ

習慣をチェックしよう

今、自宅で読書をしているとします。

そこに突然、電話のベルが鳴りました。

よっぽど嫌な相手でなければ、たぶん、本を読むのをやめて、電話に出ます。

サイコサイバネティックス的に言うと、ベルは刺激で、その刺激に反応して、本を読んでいる行動を中止し、「自分を動かして」電話に出るという別の行動を起こした、ということです。

自分自身の判断で、ベルを鳴らしっぱなしにしておいて、電話に出ないこともできました。

もともと電話のベルは、自分自身を動かす力など持っていませんし、ベルの音も何の影響力も持っていません。

でも、電話に出たわけです。

これは、自分自身が現在に至るまでいつも、まったくの習慣で、電話のベルが鳴れば電話に出るという反応をしてきたからです。

「パブロフの犬」も、同じような理屈です。

皆さんご存知の通り、犬に餌を与える前にベルを鳴らし、それから餌を与えるようにした実験です。

ベルが鳴り、数秒後に餌が出される。

この条件が繰り返されると、やがて犬は、ベルの音を聞いただけでヨダレを垂らすようになります。

ベルの音は、犬にとっては餌そのものではないのですが、習慣づけられて、ベルの音を聞くとヨダレを垂らすという反応をしたにすぎないのです。

「パブロフの犬」は、犬の実験ですが、僕たちの日常生活の中には、習慣的に反応を起こさせる「ベル」がたくさんあります。

例えば

「知らないオジサンから物を貰ってはいけませんよ」

「知らない車に乗ってはいけませんよ」

と親から言い聞かされている子供は、知らず知らずのうちに未知の人間は怖いということを学びます。

つまり、人は習慣的に、慣れた方法で反応します。

悪く言うと、「ベル」の言うままになるということです。

良い習慣ならいいのですが、悪い習慣なら、変えたほうがいいですね。

習慣は変えられる

僕たちは、自分の意思で、「電話のベルを鳴らしっぱなしにしておく」こともできます。

「電話なんか放っておけ、今は読書を楽しむのさ!」と、自分に言い聞かせるだけでいいのです。

習慣的な反応を意思の力で変える訓練をすることは、怒りや不安といった感情の動きが外的な刺激を与えられた結果として生じるものではなく、自分自身の反応によって起こされることを理解するうえで、大きな効果を持っています。

反応は、緊張を意味します。

反対に、反応がない状態は、リラックスしているときです。

人間は、筋肉が弛緩しているときは、怒ったり、不安を覚えたりはしません。

筋肉の緊張は「行動への準備」とか「反応への用意」を意味します。

これに対して筋肉の弛緩は、「心のくつろぎ」や「リラックスした状態」を創ります。

現代社会は、ストレスに満ち溢れています。

だからこそ、怒りや不安の感情も満ち溢れています。

だから、バランスとかハーモニー、調和とか中庸ということが大事になります。

バランスを取るということは、一方で緊張があるなら他方で弛緩がなくてはならない、ということです。

どんな強いゴムでも、伸ばしっぱなしにしておくと、元に戻りません。

心は柔軟性があって緊張に耐えますが、休ませることも必要です。

緊張と弛緩を交互に組み合わせて生活のリズムを創ると、心は健全になります。

心の中に「静かな部屋」を

抽象的な内容すぎてまとめにくいのですが、要は、どんな状況になっても落ち着ける「休息の場」を創りましょう、ということです。

ただ、ここでいう「静かな部屋」は、実際の部屋ではなくて、心の中の部屋です。

実際の部屋も、ここなら絶対にリラックスできるという空間であれば、そこにいることによってリラックスするので、そういう意味では有効だということです。

気分の繰り越しをしない

計算機を使う場合を想像してください。

新しい計算にかかる前に、必ず前の計算を「クリア」にしてからでないと、正しい答えは得られません。

心の中の「静かな部屋」に入ったときに、クリアにしておくのです。

しかし現状は、この考え方が一般的には行われていません。

だからビジネスマンは、一日中働いた心労と「仕事の気分」を、家庭に持ち込みます。

張り詰めた気分だけを連れて、家路を急ぎます。

そして最悪の場合は、欲求不満を家で爆発させます。

そこまででなくても、家で寛ぐことはできません。

家の中では会社の仕事に関する問題は解決できないのを知っていて、家族に当たり散らすのです。

多くの人は、休息すべきベッドに、問題を持ち込むのです。

気分的に何かをすべきでないときなのに、焦って何かをしようとします。

そういう意味では、気分転換を上手にすることは、とても重要です。

例えば一日のうちでも、色々な精神的状況下におかれます。

上司と仕事の打ち合わせをしているとか、お得意先と商談しているとか、学友と一杯やっているとか、それぞれ異なった精神状態にあるのです。

また、それぞれに特有の立居振舞いが要求されます。

このように、多くの人は多面的な「生活の場」に合わせて、行動しています。

そこでの気分も臨機応変させる必要があります。

夫婦喧嘩をしてムシャクシャした気分のまま会社に行き、それを引きずったまま、お得意様と値段の交渉をしても、良い結果が得られるわけありませんよね。

口論をした後の運転で事故率が高いという統計もあるみたいです。

平静でいれるか心を乱されるかを決めるカギは、自分の周囲にはありません。

そのカギは、自分の心の中にあります。

「何もしない」効用

人は本質的には、反応者(リアクター)ではなくて行為者(アクター)です。

自己イメージを確率し、それに立脚した目標を設定し、それを達成するための行動を起こします。

とりあえず、「行動」するんです。

そうすれば、心の成功の仕組み(🐼)が働いて、目標達成への過程で、目前の状況に適切に反応できるわけです。

フィードバックデータが目標への方向性を示してくれないときは、反応しないことが適切な行動となります。

何もしないことによって感情を鎮めることが一番良い時もあるということです。

こういう考え方は、「一種の応急手当の道具」として持っていると便利です。

心の動揺は反応しすぎることで引き起こされます。

反応しないことで、自分の心を乱す刺激との間に「心の壁」を創ります。

そうすることによって、習慣的な反応を遅らせます。

それは、過度の反応という条件反射を直せます。

リラックスは、自然の精神安定剤です。

リラックスする方法を身につけ、日々活用するのは有益です。

ちなみに僕のリラックス法は、海底に沈んで、酸素がなくなるまでそこに留まることです。

しょっちゅうは無理ですが、僕にとってはこれが最強の現実逃避です(笑)

予告

13、ピンチをチャンスに変える

 ・ピンチに力を出す

 ・プレッシャーのかからない状況下で学ぶ

 ・「シャドーボクシング」の威力

 ・自分のために神経を働かせる

 ・ピンチは力を与えてくれる

 ・起こり得る最悪の事態を見つめる

-本要約, 鍼灸接骨院

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