
赤血球の主要構成物質はタンパク質だった
「顔色が悪く、めまいがする」と聞くと真っ先に「貧血」というワードが思い浮かびますが、これにもタンパク質が関係しているかもしれない・・・ということは、意外と知られていない話です。
貧血の大半は「鉄欠乏性貧血」で、これは血液中の赤血球が少なくなるため、酸素を運搬する能力が低下する病気です。
生理で鉄を失うことが多い女性に多く、日本人女性の約20%が貧血であると言われています。
貧血になると体中の組織で酸素不足が起こり、疲れやすくなったり、食欲がなくなったり、イライラするなどの症状が現れます。
赤血球の主要の構成物質であるヘモグロビンは、血中で酸素を全身に運んでくれる重要な役割を担っています。

ヘモグロビンとは、ヘム(鉄)とグロビン(タンパク質)の複合体で、ヘム蛋白という名前があるように、タンパク質そのもののことです。
なので、タンパク質が不足すると、必然的に赤血球を作ることができず、貧血になる・・・ということもあるのです。
もちろん、貧血を引き起こすのはタンパク質の不足だけではありません。
鉄・ビタミンB12・葉酸などの不足や、胃潰瘍・胃癌などの消化器系の病気、腎機能の低下によるものなど、さまざまなケースが考えられます。
バランスの良い食事をしっかりと摂っていても貧血が続くような場合は、病院で検査することも必要です。
