
そもそも、サイエンスとは何か?

プッティー
これをわかろ思たら、そもそも、サイエンスとは何か?を、理解せなあかん。経営の世界に「科学」が初めて導入されたのは、米国のフォード社と言われてる。
フォード・・・・車の?

てつ

プッティー
せや。車の作り方を科学し、プロセスごとに定量化し、フォードは瞬く間に成長していった。有名な話や。そっから、車以外の業界でも「科学的管理法」が導入され、コンサルティングファームの出現によって、一気に経営の世界に浸透していった。今では、スポーツの世界でも「科学に基づく管理」が導入されてる。
そう聞くと、良いことでもありますよね?

てつ

プッティー
もちろんや。せやけどな、科学の世界でも「一流の科学者」と「三流の科学者」がおるように、本来は「経営科学」は、使うもんの高い素養が求められる。つまり「使う側にも資格」がいるんや。
つまり、科学を使うべきなのは、本当に優秀な秀才だけ・・・・だと。

てつ

プッティー
せや。経営科学は、あまりに発展しすぎた。マネジメント・KPIという単語は、書籍やネットに溢れ、もはやどんな会社でも使われるほどになった。せやけどな、エセ科学が人を不幸にするように、科学とは、使い方を間違ったら、組織に不幸をもたらす。ほんで、往々にして、サイレントキラーはこの「科学」を間違った方向に導く。
間違った方向・・・・。では、そうならないためには何が必要なのですか?

てつ

プッティー
いちばん大事なんは、「科学」の本来の価値を、忘れへんことや。
科学の本来の価値・・・・?

てつ

プッティー
なんかわかるか?
いえ、わかりません。

てつ

プッティー
まず、科学的であるということのひとつは、「検証可能性があること」や。つまり、ちゃんと後から「ホンマに合ってたんかな?」ってチェックできること。でもそれは、科学の一側面でしかない。いわゆるPDCAの「C」があることやな。

プッティー
それはな、「間違えること」なんや。科学の良さいうんは、「ミスで起きること」。これなんや。
間違えること・・・・?

てつ
次回
【2ー9】科学の良さは失敗できること