
消化されにくい食物繊維が働く
健康診断における中性脂肪の値が高く、医師から注意を受けた人も多いと思います。
中性脂肪が増えすぎると、後に動脈硬化を引き起こす食後高脂血症や、糖尿病・膵炎・脂肪肝などに繋がり、身体を確実に蝕んでいきます。
こうした人に向けて、にわかに注目を集めているのが、食後の中性脂肪の上昇を穏やかにすることを目的とした特定健康用食品です。
このような商品には、トウモロコシなどの天然のデンプンから生まれた食物繊維である難消化性デキストリンが含まれ、服用することで食後の中性脂肪だけでなく、血糖値の上昇も抑えるといわれています。
メカニズムとしては、消化されにくい食物繊維である難消化性デキストリンが脂質や糖質を取り込み、分解酵素と反応する機会を減らすことで、血糖値や中性脂肪の上昇を緩やかにするという仕組みです。
とくに血糖値の上昇の抑制は膵臓機能の保護に繋がるため、推奨できる商品と言えるでしょう。
ただし、脂質に関しては話が異なります。
脂質にはオメガ3系脂肪酸という摂取すべき油と、オメガ6系脂肪酸という摂取を控えるべき油があり、この難消化性デキストリンは脂質の種類を区別することなく吸収を抑えてしまうため、脂質摂取という観点からは推奨できません。
