
最近、目が見えにくくなったり、視野が狭くなったりしていませんか?
それは、もしかすると緑内障かもしれません。
緑内障とは、脳に伝達する情報を司る視神経に障害が発生して視野が狭くなったり、部分的に見えにくくなったりする病気です。
的確な治療が行われないと、失明したりします。
中心視力や読書能力に影響が出るまで患者さんが気づかないまま進行することも多い病気です。
そして、失明原因のトップが緑内障です。
症状としては、少しずつ見える範囲が狭くなっていくのですが、日常生活では通常両眼でモノを見ているので、片方の眼の視野を反対側の眼で補っていて、なかなか自分で気づけません。
まぶたの上から眼を触ると、風船のような弾力があります。
これは眼の中を流れている液体(房水)が一定の圧力を保っているためで、この房水による眼球内の圧力を「眼圧」といいます。
眼は光の通り道で、角膜・水晶体・硝子体など透明な組織を持つため、房水が血管の代わりに栄養を与える役割を持っています。
実は、眼圧が緑内障の主な原因になるのです。
老化によって組織が硬くなることで、排水溝の部分である房水の出口が詰まりやすくなって眼圧が上がったり、視神経が眼圧に対して弱くなったりします。
障害された神経は元に戻らないので、早く見つけて、眼圧を下げる治療をしなければなりません。
また、緑内障とは、加齢が大きな原因を占めている病気です。
40歳以上の中高年20人に1人がかかる代表的な病気のひとつです。
緑内障・糖尿病による合併症である糖尿病性網膜症および加齢黄斑変性症も老化が大きな要因となります。
中高年に差し掛かったなら、心当たりがあろうとなかろうと、眼の検診を欠かしてはいけませんね。
