
脳は身体の一部です。
健康な身体でも起きる生理的な老化と同じように、脳も加齢と共に自然に老化します。
脳の老化は、主に神経細胞と血管で起きてきます。
そこで、まず理解しておかなければならないのは、「脳の萎縮とは、神経細胞の数がどんどん減ってくる、その結果として起きてくる」ということです。
脳は成人で1,300g前後ですが、この中に140億個もの神経細胞があると言われています。
20歳ごろに脳の重量は最高になって、そのあとに少しずつ老化が始まり、毎日約10万個もの神経細胞の数が減っていると考えられています。
そのため、90歳頃には、健常者でも若者に比べて脳の重さは5〜10%程度軽くなります。
では、脳萎縮はどの部位に目立ってくるのでしょうか?
通常であれば、前頭葉背側・側頭葉内側部になります。
前頭葉は、脳全体の司令塔役とともに、意欲を生み出し、感情をコントロールするなど、人間にとって最も重要な部分です。
また、側頭葉は記憶や言語を担う部位です。
一方、通常の老化では、読み書き計算・空間認識を担う頭頂葉や、視覚などを司る後頭葉の萎縮は目立ちません。
さて、このような老化に伴う大脳萎縮により、人間にはどのような影響が見られるのでしょうか?
その影響は、老人によく見られる、「意欲が落ち・・・
考えることが煩わしくなり・・・
動くことが面倒と感じるようになり・・・
喜怒哀楽が前よりハッキリするようになり・・・
性格が変わったように周りが感じるようになり・・・
記憶や計算などが苦手になったり・・・」
します。
といっても、この程度では生活全般に支障をきたすことはなく、自立した生活を送ることが可能です。
ただし、物忘れが日常の生活に影響が出るようになる場合は、通常の老化ではなく何らかの病気が始まっている可能性もあります。
これは、要注意です。
なぜなら、生理的な老化による脳萎縮ではないケースが実に多いのです。
実際、頭部CTやMRI検査で脳萎縮を精査すれば、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経細胞の病気、脳梗塞など血管の障害、アルコールや覚醒剤などの乱用など、老化以外で脳萎縮を呈してくる原因が判明しがちです。
なので、両親やパートナーの行動が「何か普段と違うぞ・・・」と感じたら、単なる老化のせいだと考えず、すぐにでも医療機関を受診してください。



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