本要約 鍼灸接骨院

HACK03▶︎「言葉」を変えて限界を押し広げる

自分がどんな言葉を使って考えているか、口に出しているかは、想像以上に重要なことです。

話している相手に対してだけでなく、自分自身の神経システムにとっても重要な影響があります。

言葉は自分の限界を設定し、運命を左右します。

無意識にでも自分を弱くする言葉を使っていると、自分が信頼できなくなり、他の人たちからも誠実さを疑われます。

ゲームチェンジャーは、真実の言葉を注意深く選んで信頼を構築します。

自分で自分の限界を定めるようなことはしません。

だから、「やってみる」と言うのをやめて、「やる」と言いましょう。

使ってはならない4つの「あいまい語」

言葉の力は偉大です。

言葉は期待や限界を設定し、脳や身体に何が可能かというメッセージを送ります。

言語は脳のソフトウェアの一部です。

それを意識的に正確に使えば、思いもよらぬことが達成されます。

言語が成功に与える影響について、口に出すべきではない言葉があります。

自分に限界を設け、枠にはめてしまう言葉です。

その言葉のリストを見ると、僕はだいたい使ってました(笑)

自分の口にする言葉に注意はしていましたが、無意識のうちに、自分を制限する言葉を使っていたんです。

ニューロフィードバックを使って意識が覚醒している状態のときでさえ、知らず知らずのうちに、自己を制限する言葉の影響を受けています。

潜在意識は、重要でないことを重大事のように感じさせる言葉や、やりたいと願っている重要なことをやらずに済ませる言葉を選んでいます。

本書では、悪しき自己制限の効果がある言葉を「あいまい語」と呼んでいます。

明快な言葉は、明快な思考と実行につながります。

普段使っている言葉を聞いて分析することで、無意識に自分のパフォーマンスを制限しているプログラムを解除できます。

気づかないうちについ使ってしまう、油断も隙もない「あいまい語」を、今回は4つご紹介します。

今日から、この「あいまい語」を使わないように、みんなで指摘し合いましょう!!

①できない:常に100%嘘の言葉

この言葉は「あいまい語」リストの中でもトップに位置する言葉です。

毎日使っている中で、おそらく最も破壊的な言葉です。

「できない」ので、何かをやり遂げる方法は絶対に存在しないということを意味しています。

それは自分のパワーを奪い、画期的な考えを押し潰してしまいます。

人が「できない」と言うとき、その意味は4つに分類されます。

  1. 誰かに助けてもらえたらできる。
  2. その手段がない。
  3. 方法がわからない。
  4. やりたくない。

実際には、適切な手段と問題解決のための創造性があれば、できないことはありません。

できる方法を考えるのに時間と労力を使うことには価値があるかもしれませんし、ないかもしれません。

そもそもやる価値のない、馬鹿げたことかもしれません。

でも、不可能ではありません。

「できない」という言葉の本当の意味は、意識する脳には明白ですが、無意識の脳はその言葉が語られている文脈がわかっていないので、正しく理解できません。

でも、無意識の脳にも、その言葉は届いています。

この、脳の2つの層に生じる理解のズレから、混乱とストレスが生じます。

意識する脳と無意識の脳の両方にとって明確に同じ意味のある言葉を使えば、心をざわつかせることなく事を成し遂げる力が得られます。

自分の言葉を聞いている相手も、意識する脳と無意識の脳の両方で聞いているので、正しい意図で言葉を選べば、信頼を得やすくなります。

「できない」は、常に嘘です。

そう考える習慣を身につけておけば、脳が別の方法で問題を解決しようとしてくれます。

「できない」という言葉を使わずに1週間過ごせるか、試してみてください。

たぶん「できない」と思う・・・・のか

「慣れないうちは難しい」と思う・・・・のか

「絶対できる!!」と思う・・・・のかは

自分次第です。

②必要がある:些細な事を重大事と勘違いさせる言葉

親は子に、事あるごとに「必要がある」と言います。

たとえば・・・・

「私達は出かける必要があるんだから、あなたは上着を切る必要があるのよ。」

母親が子供に言ったとします。

子供にとっては、実は、出かける必要も上着を着る必要もないのです。

親が出かけたいだけ。

上着がなければ寒いというだけのことです。

人間の原始的な神経システムに「必要がある」という言葉が届くと、あったら良いという程度の欲求が、生死を分ける重大事になってしまいかねません。

意識的な脳はそんな取り違えはしませんが、脳の深い層にある原始的な部分は、「必要」が満たされなければ死ぬと思ってしまうのです。

この言葉は、ありとあらゆる場面で使われます。

たとえば・・・・

「お菓子が必要」

「新しいコートが必要」

などなど・・・・。

ですが、ぜんぜん必要ではありません。

あれが必要これが必要と自分の脳に嘘をついていると、どんどん軟弱な人間になっていきます。

厳密に言えば、実際に必要なものは僅かしかありません。

空気・水・食料、そして雨露をしのぐ場所と暖を取る手段くらいなものです。

それ以外は欲求(ウォンツ)であって、必要(ニーズ)ではありません。

「必要」という言葉は、100%真実のときにだけ使うようにしましょう。

そうでない場合は、真実を正しく表現する言葉に言い換えましょう。

たとえば・・・・

「これが欲しい」

「これを選ぶ」

「こうすることに決める」

などです。

言葉を正しく選ぶことは、リーダーにとっては特に重要です。

組織は本物の脅威と、脅威を感じさせるものを区別することが苦手です。

社長が社員に「これこれのことをする必要がある」と言い、それを聞いた社員が「できなければ倒産する」と理解したら、パニックや間違った意思決定が行われてしまいます。

身体的ストレスさえ感じ、パフォーマンスが低下して適切な思考力も発揮できなくなります。

選ぶ言葉によって、部下を逃げ出させてしまうこともあれば、困難に立ち向かうよう動機づけることもできます。

これを理解しているリーダーは、「締め切りに間に合わせる必要がある」とは言わず、こう言います。

「これは重大なミッションだ。やり遂げよう。君たちのために僕が取り除ける障害物はないか?僕が力になれることが何かあるかな?」

このように真実を伝える言葉を使えば、実際に間に合いそうもない場合でも、遠慮なく様々なアイデアを出し合って間に合わせることができます。

「必要がある」という嘘を信じてしまった人は、命の危険でもあるかのように、守れないとわかっている締め切りに向かって、しゃにむに突っ走ってしまいます。

「必要だ」というのをやめて、「欲しい」「したい」と言いましょう。

なくても死なないなら、「必要」ではありません。

1週間、本当に「必要」な場合以外は、「必要がある」という言葉を使うのをやめてみましょう。

状況に照らして「必要がある」と言いたくなることもありますが、よく考えると本当に「必要」でないことが多いです。

たとえば、「店が閉まる前に着くためには、いま家を出る必要がある。」という言い方はどうでしょうか?

「必要」だと言いそうになる場面ですが、思考に柔軟性がありません。

店に電話をして、閉店時間を遅らせるように頼めないか?

代わりに友人に行ってもらえないか?

「必要がある」という言葉は、たくさんある解決策を無意識の箱の中に押し込み、潜在意識の層でストレスを生じさせ、想像力を縛ってしまいます。

③悪い:解決の可能性を閉ざす言葉

現実には、根っから「悪い」ものは多くありません。

「悪い」というのは、自分が何かに対して下した価値判断です。

「悪い」とレッテルを貼ることの問題は、潜在意識にその言葉が届くことで、抜き差しならない不運のように感じ、心理的にも身体的にも身構えてしまうところにあります。

「悪い」という言葉は、実際には「好きではない」「望んでいるものではない」という意味でしかないことが圧倒的に多いのです。

たとえば、こんな言い方です。

「ピクニックに行きたかったのに、雨が降ってきた。運が悪い。」

実際には、違う場所で食べれば良いだけです。

アリも寄ってこないし、かえって快適かもしれません。

ランチを食べられるだけでも幸運と考えることだってできます。

雨が降ってきたのは本当に悪いことでしょうか?

そうでないことも、あるかもしれません。

「悪い」という言葉は、食べ物との関連で使われることも多く、そこに問題も生じています。

食べ物の中には、ある人には良いが、別の人にはそれほどでもないというのがあります。

そんな食べ物は、別に良くも悪くもありません。

それを食べる人も、同じことです。

明らかに「悪い」食品、たとえばビーガン(絶対菜食主義者)向けの化学調味料まみれの偽バーガーでも、餓死するよりはマシです。

「悪い」という言葉は、誤った二項対立を生み出します。

世界は自然に2つの陣営に分かれるものではありません。

暴力や自然災害など、本当に悲劇的なこともありますが、日常生活のあれこれを「善か悪か」のフィルターを通して見てしまうと、無用な軋轢が生じて、「白か黒か」の思考法に陥ってしまいます。

何かに「悪い」とレッテルを貼ると、どうしたら良くできるかを考える機会を失ってしまいます。

④やってみる:やるつもりがないことが織り込まれた言葉

「やってみる」には、失敗の仮定がついてまわります。

空港で出迎えてくれる人から

「迎えに行ってみます。」と言われるのと

「迎えに行きます。」と言われるのと

どちらが信用できますか?

「行ってみます」は、空港に現れない可能性を含んでいます。

「ダイエットをやってみよう」とか「本を読んでみよう」などと自分に言い聞かせるとき、無意識のうちに失敗を計算に入れています。

きっと、実行せずに終わります。

この言葉には、脳に逃げ道を与える効果があります。

重要なのは、自分に失敗の口実を与えず、潜在能力をフルに使って事に当たるよう脳をプッシュすることです。

もちろん、何でもかんでもやれば良いということではりません。

時間と脳エネルギーの使い道として適切でないと思うなら、正直にハッキリ「NO」と言えば良いのです。

ただし、やると決めたら全力を尽くしましょう。

『スターウォーズ』ではヨーダがこう言いました。

「”やってみる”はない。あるのは”やる”だけだ。」

彼は「やってみた」からジェダイの力を身につけたのでしょうか?

違いますよね。

これは自分たちも同じことです。

「やってみる」という姿勢では、成長することはできません。

次回予告

【第2章】脳:習慣とトレーニングで強化する

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