
まえがき
働いていて、「悔しい」と思ったことはありますか?
例えば
「なんで自分はあの人みたいに器用にできないのだろう」
「なぜ、言いたいことがうまく伝わらないのだろう」
「どうして人は理解してくれないのだろう」
そう思うことです。

僕は、あります。
でも、これはなにも珍しいことではなく、仕事に真剣に向き合う人であれば、人生で一度ぐらいは
「悔しい」
「なぜこうなってしまったんだろう?」
と思ったことがあるはずです。
そしてこの「悔しい」という感情は、勘違いされがちですが、実は他人ではなく、自分へ向けられた気持ちです。
言い換えれば
「自分の才能を活かしきれていないことへの焦りや悲しみ」
です。
だからこそ、人は
「もっとできるはずなのに・・・」
と悔しくなるのです。
だとすれば、問題はこの「才能の正体」です。
具体的には、自分の才能とは一体何か?です。
ですが、冷静に考えてみて「自分の才能は何か?」を理解することは恐ろしく難しいことです。
あなたの才能は何ですか?
と聞かれ、その場でストレートに答えられる人は、相当自分のことを知り尽くしている人間だけです。
ほとんどの人は、答えに窮すると思います。
この本は、才能を「ビジネスの世界で必要な3つ」に定義し、その才能を活かす方法を段階的に解き明かしていきます。
本書を読み終わる頃には
「どうやって、自分の才能を段階的に高めるのか」
「自分の才能を仕事で活かす、具体的な方法」
「組織が、異なる才能をコラボレーションさせる方法」
のヒントが見つかります。
この本に書かれている物語の中には、「天才」と「秀才」と「凡人」の3人のプレーヤーが登場しますが、これは特定の誰かではなく、自分自身にもいる3人です。
この3人は殺し合ったり、時に助け合ったりしながら、普段、仕事をしています。
* * * * * * * * * *
「なぜ、凡人は天才を殺すことがあるのか」
* * * * * * * * * *
まず、この問いを解き明かします。
これによって、第一の才能である「創造性」の謎が解けていきます。
さあ、才能を理解し、愛する旅に出かけましょう!!
予告

ステージ1「才能って何だろう?」
1、◯◯社長は終わった?