
小太りのほうが長生きする!?
健康診断で行われる「メタボリックシンドローム判定」、通称「メタボ判定」で使われる項目のひとつに、肥満度を表す体格指数「BMI」があります。
具体的には、体重を身長の2乗で割ることで計算され、これが25を超えると保健指導の対象になることがあります。
このBMIですが、これまではもっとも病気になりにくい理想値は22というのが一般的でした。
しかし、アメリカ疾病対策予防センターのレポートによれば、BMIが25以上30未満の「肥満(1度)」の人がいちばん長生きするという結果になったのです。
しかも、18.5以上25未満の「標準体重」の人よりも死亡リスクが6%も低いというのです。
そのため、現在のアメリカでは、BMI30以上を肥満としています。

ただし、これはアメリカ人の体格や肥満が非常に多いという事情を考慮しなければなりません。
日本人でBMI30というのは相当な肥満体ですから、これをそのまま日本人に当てはめるのは無理があるでしょう。
そこで、理想とされてきた22よりも少し基準を緩めて、44歳以下であれば成人病リスクを考えて男女とも18.5以上25未満の「標準体重」をキープ、45歳以降は男性30、女性25以下をひとつの目安として考えてください。
