本要約 鍼灸接骨院

【老化13】老化すると、どうして歯周病が増えるのだろう?

「よく噛んで、よく食べる」

誰もがこうありたいと思います。

歯周病とは、歯肉炎や歯を失う歯槽膿漏のことですが、老化に伴い歯槽膿漏症がひどくなったら、歯を抜いて入れ歯をするのが古くからの処置法でした。

歯周病は、細菌が歯の周りで定着して炎症が起こる感染症です。

最終的には歯茎や骨の炎症により、顎の骨が溶けることで歯が抜け落ちていく疾患です。

この細菌の塊であるバイオフィルムは、歯茎の周りに強固に付着することが問題となっています。

個人差もありますが、口内には600種類以上もの細菌が存在しており、この細菌が糊状のバリアを出して、バイオフィルムとなります。

歯の表面や歯周ポケットについたバイオフィルムは、ここから細菌が毒素を吐き出して歯周病を進行させるのです。

では、老化と歯周病には関係があるのでしょうか?

原因はいくつかありますが、老化によっては歯が十分に磨けなくなることがあり、バイオフィルムの除去が十分にできなくなります。

それが最も大きな理由となっています。

そのうえに口内の乾燥は加齢で進み、バイオフィルムがさらに強くなります。

加えて、免疫機能の低下や生活習慣の乱れがあると、感染症である歯周病は進展しやすくなると考えられます。

現在、80歳で20本の歯を守ろうとする「8020運動」が国民に浸透し、歯周病から歯を守ろうする流れがあります。

現在は、国民に毎年の歯科検診を義務付ける「国民皆歯科検診制度」の検討を明記しています。

これは、糖尿病や心筋梗塞、動脈硬化などの全身性疾患との関わりが示されている歯周病を悪化前に見つけ、治療しようという方針です。

誰のためでもありません。

自分自身が一生涯「よく噛んでよく食べる」ために、食後の歯磨きの徹底、歯科医師による口内清掃の習慣化、全身の体調管理をするなど、生活習慣病の乱れをなくして、歯周病から歯を守らなければなりませんね。

-本要約, 鍼灸接骨院

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