本要約 鍼灸接骨院

【老化53】脳の老化とアルツハイマー病

「まず人の名前を忘れ・・・・

次に顔を忘れる。

それからチャックをあげるのを忘れ、次にチャックを下げるのを忘れる。」

今は大谷翔平選手が日本のみならずアメリカの野球ファンを虜にしていますが、そんな彼が生まれるず〜っと前にメジャーリーグの名マネージャーだったブランチ・リッキーが語った言葉だそうです。

リッキーさんは元メジャーリーガーで、後に監督や球団経営者となって精力を注ぎましたが、マイナー組織の改革や初のアフリカ系選手ジャッキー・ロビンソンと契約を結んだことで野球史に名を残しました。

そんなリッキーさんの残した言葉は、一聴大笑いですが、つらつら考えると人の脳が衰えることをジョークで表現したものでした。

脳が衰える・・・・。

なんと悲哀に満ちた言葉でしょう。

ですが、僕たちは老化していくことでいつか行く道なのかもしれません。

なかでも恐ろしいのは、認知症。

この病気には、大きく「アルツハイマー病」と「脳血管性認知症」があります。

そして、かなりの確率で老化と関係しているようです。

「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」によると、2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人になっているそうです。

なんと65歳以上の6人に1人が罹っていると推計したのです。

しかも、その半数以上は、アルツハイマー病だといいます。

この病気は進行性の認知症で、脳にβアミロイドとタウ蛋白が沈着することで神経細胞が脱落していくといいます。

原因がわかれば治療薬もできそうなものですが、そうはいかないんですね。

現状では、初期進行を遅らせる薬はあっても、回復のための治療薬はないとのことです。

ですが、根本治療薬の開発を目指して、研究者たちは日々挑戦しています。

1日も早く、治療薬が開発されることを願うばかりです。

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