本要約 鍼灸接骨院

HACK11▶︎「休息」を増やして生産性を最大化する

動物が倒れるまで自分を追い込むのは、飢えているときか狩られそうなときか、要するに命が危なくなったときだけです。

疲労回復の時間を確保しないで自分を駆り立てていると、身体は生命の危機に瀕しているに違いないと考えます。

自動運転のスイッチが入り、とりあえず重要度の低い身体システムが停止します。

止められてしまうのは「若さを保つシステム」「幸せを保つシステム」「思考を助けるシステム」です。

そうならないように、回復の達人にならないといけません。

四六時中マラソンを走るような働き方はやめて、ダッシュ・休憩・ダッシュを繰り返しましょう。

しっかり生産的に活動しては、しっかり休み、大切なことを追い求める情熱を生涯燃やし続けましょう。

身体を破壊する「ストレス」に対処する

イザベラ・ウェンツ博士は、数十万人もの慢性甲状腺疾患の患者が置かれている状況を一新しました。

『橋本病の治療法』という大ヒットの素晴らしい著者です。

継続的なストレスが炎症を生む

ウェンツ博士は、数千人もの橋本病患者を治療し、インタビューし、調査して、ある結論に達しました。

それは、この疾患に適合する遺伝子を持っているだけの「ステージ1」の患者が、症状が発現する「ステージ2」へと移行する最大の要因は「ストレス」だ、ということです。

患者の約70%が、ステージ2に進むときに、相当なストレスの生じる時期を経験していました。

ストレスにさらされるばかりで、回復の時間が与えられないでいると、身体は自分が危機に瀕していると考えます。

それが引き金となって炎症が生じ、白血球が甲状腺や他の体内システムを攻撃し始めます。

橋本病を防ぐために重要なのは、日常生活で身体が危機を感じるのを最小限に抑えることです。

人口の20%が自己免疫疾患にかかっていて、患者数は毎年20%増加しています。

そしておそらく、ストレスを強く感じるパーソナリティの人たちの罹患率が高いのです。

休んだほうが多くのことを達成できる

叩き上げの起業家、マーク・ベルが言うように、誰よりも大切に扱わなければならないのは常に自分自身です。

マークは歴代記録ベスト10に入るパワーリフティングの選手で、プロのアスリートとして、有名な「スーパー・トレーニングジム」や「スーパー・トレーニング・プロダクト」などの事業を立ち上げました。

目標が何であれ、マークは、まずは自分の心と身体を気づかうことが大事だと言います。

自分が倒れてしまったら、誰も助けられなくなります。

休憩時間とセルフケアを優先しなければ、必ず弱っていきます。

マークは、多くの人々を助けるという使命を掲げて、そのために多くの時間を自己啓発に充てています。

本を読み、音楽やポッドキャストを聴き、散歩をし、ただ黙って座って何もしないこともあります。

直感に反しているかもしれませんが、頑張り続けるのをやめて、身体の限界を認めれば、もっぱら頑張り続けるよりも多くのことが達成できます。

世界最高の治療家や精神的指導者も、スキルを磨くために全精力を使い、人々を助けようと懸命になるあまり、燃え尽きに苦しむことがあります。

実際、その問題の深刻さに気づいたジャック・キャンフィールドは、数年前、招待者限定の、自己啓発リーダーのためのリトリートを主宰しました。

年2回、リゾートに集まって、ただ自分をケアするための時間を過ごす集まりです。

他者を助けたい一心で燃え尽きかけている自己啓発の達人たちの多さに、著者も驚いたそうです。

そこに集まった人々は、自分の人生がそれで決まるかのようにセルフケアに集中していました。

彼らが数百万、数千万の人々を助けていることを考えれば、決して大袈裟なことではありません。

「都会の僧侶」が教える時間術

ここまでで、セルフケアの大切さはわかりました。

では、そのためには具体的にどうすればいいのか?

ぺドラム・ショージャイ博士は、ニューヨークタイムズ・ベストセラー『都会の僧侶』『時間を止める技術』の著者です。

東洋医学の医師、Well.Orgの設立者、得度した僧侶、高く評価されている気功師です。

東洋の伝統の知恵によって、西洋的ライフスタイルに起因する課題を克服しようとする人々を助けています。

休息の習慣を身につける方法を教えられる人がいるとすれば、「都会の僧侶」を自称するショージャイ博士以上の人はいません。

博士は、自分が言ったことを実行しています。

鍼灸師として職業人生を始め、有名人のプライベートのケアをしていたとき、トップパフォーマーを疲労困憊させるものが何かを知りました。

彼らは心の健康や家族よりも、お金や成功を優先していたせいで苦しんでいたのです。

そうして博士は、経済的成功を人生の成功と考えることを改める必要があると悟ったのです。

30日・60日・90日の目標を書き出す

ショージャイ博士が勧める方法は、自分にとって最も重要なことがはっきりしたら、30日後・60日後・90日後の目標を書き出すことです。

それに照らして、時間の使い方に優先順位を付けていきます。

興味をそそられる新たな機会が舞い込んでも、目標達成に役立つものでなければ、それには「NO」と言います。

新しいことを加えたら、現在やっていることのどれかにしわ寄せがくるからです。

それは過密スケジュールとオーバーワークに繋がり、ストレスを生みます。

ほとんどの人が、ストレスを感じているのは、あれもこれも抱え込んでいるからです。

時間がないのにやることが多すぎるのは、他者に対してであれ自分に対してであれ、無理な約束をしているのです。

細かく「5分」の休憩を取る

ヨガも瞑想も、時間の使い方の正しい境界線を定めるうえで実用の役には立ちません。

僕たちの多くは時間の使い方に無頓着ですが、ショージャイ博士が「マイクロハビッツ」と呼んでいる小さな変化が、それを変える助けになります。

まず、自分にとって重要なことを5つ書き出し、それぞれにどれだけ時間を割り当てる必要があるかを自問します。

そして実際にそれぞれの目標にどれだけ時間が使えるかを考えます。

やりたいことは多くても、5つの目標と関係ないものは重要ではありません。

ショージャイ博士は、それを庭の雑草に例えています。

雑草を抜けば、花が咲きやすくなるのです。

優先事項に集中するために、ショージャイ博士は「ポモドーロ・テクニック」を使って1日に数回、意図的に思考力と注意力をリセットしています。

これは1980年代にフランチェスコ・シリロが開発した時間管理のテクニックで、何かを25分間続けたら、そのあと5分休むようにタイマーをセットするというものです。

ショージャイ博士は、その5分で、身体を動かしたり水を飲んだりします。

ショージャイ博士は「ポモドーロ・テクニック」を使い始めたとき、こんなに休憩を取るのは時間の無駄ではないかと心配したそうです。

でも、何百もの会社のウェルネス向上をサポートする仕事を通じて、勤務時間にリフレッシュする時間を組み込むと好ましい変化が起こることがわかりました。

欠勤が減り、生産性・職務満足度・パフォーマンスが高まったのです。

従業員もショージャイ博士自身も、最初はそんな休憩時間をとっている余裕はないと思っていましたが、今ではそんな休憩時間を取らずにいられる余裕はないと実感しています。

ショージャイ博士のやり方が、自分にも有効かどうかはわかりません。

なので、自分に合った方法を見つけるために、様々な方法を試すべきです。

必要なセルフケアを行って、ストレスや燃え尽きを避け、身体を壊すほど無理をしなくても成功できる時間管理の習慣を身に付けましょう。

次回予告

HACK12▶︎「朝」の使い方を変えれば一生が変わる

-本要約, 鍼灸接骨院

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