
あなたは「4つのクロノタイプ」のどれか?

ブルース博士は、人間には4つのクロノタイプ(生まれつきのサーカディアン・リズムの傾向)が存在することを発見しました。
博士はそれに、マッチするサーカディアン・リズムを持つ哺乳類動物の名前を付けました。
mPer3遺伝子を持っているのは哺乳類だけだし、生物学的ドライブに関して言えば、人間は鳥類よりも哺乳類と多くの共通点があります。
4つのクロノタイプを以下に挙げます。
クマ
太陽とともに働く堅実タイプ。

人気抜群のクロノタイプです。
人類の50%がクマです。
その入眠・覚醒パターンは太陽に従っていて、一般には睡眠困難を起こしません。
努力を要する作業をこなす準備が午前中に最も整っていて、午後の中頃にややエネルギーの低下を感じます。
・
・
クマは全般にエネルギーをムラなく保つこと、仕事を完了させることが得意です。
置かれた場所で着実に働き、ものごとがスムーズに運ぶように貢献します。
午後の中頃のエネルギー減退を再チャージで補うか、生来のエネルギーの限界を超えるような無理さえしなければ、生産性を終日維持することができます。
ライオン
夜明け前に起きる働き者。

古典的な呼び名では「早起き鳥」に相当し、日が昇る前にベッドから飛び起きる頑張り屋です。
昼食の少し前、最も生産的な時間がすでに過ぎた後でも、コーヒーカップに手を伸ばすことさえしないかもしれません。
朝にたくさん活動するせいで、夕方から夜にかけて尻すぼみになり、早く眠りに就く傾向があります。
人口の15%を占めています。
オオカミ
夜とともに働き始める。

オオカミは、4つのクロノタイプの中で最も夜型です。
1日の始まりが遅く、生産性の波に乗るのは世間が寝静まる頃です。
興味深いことに、オオカミには生産性のピークが2つあります。
ひとつは深夜、もうひとつは正午から午後2時頃にかけてです。
オオカミはクリエイター・作家・芸術家・プログラマーに向いています。
脳の創造的な部分は日が沈んだときに点灯します。
内向性の傾向が少なからずあって、ひとりになる時間を欲しがっています。
自分を場の盛り上げ役だと感じることはあまりありません。
椅子に身を沈めて、周囲で起きていることを観察したいタイプです。
・
・
オオカミも、人口の15%を占めています。
早起き鳥を雇って虫を獲らせ、遅い朝食に間に合うように持って来させるのが好きな人たちです。
イルカ
寝付けない完璧主義者。

イルカは不眠症患者です。
決まった睡眠ルーティンの有無は不明ながら、性格はタイプAで、日中にしたいことを終えられないことが多々あります。
それでその日の失敗とおぼしきことを反芻しつつ、遅くまで輾転反側します。
眠りが浅く、夜中にしばしば目覚め、再び寝入るのに苦労します。
高い知性を持っていたり完璧主義者の傾向があったりして、夜中に長時間その日のことに思いを巡らせてしまいます。
イルカの人が最高に良い仕事をするのは、午前の半ばから午後の早い時間までです。
次回予告

HACK17▶︎遺伝子が命じる「リズム」どおりに眠る
ー3:クロノタイプに逆らっても勝ち目はない