
満腹でも「感情」のせいで食べてしまう

シンシアの物語は極端に思えるかもしれませんが、実際にほとんどの人は、常にではないにしても、感情のせいで食べています。
嬉しいから食べ、怒っては食べ、退屈しては食べ、悲しんでは食べ、その他諸々の感情に引きずられて食べています。
感情に依存した摂食行動は文化に深く根付いているので、自分がそうしていても気づきにくいのです。
でも、シンシアによれば、感情的理由で食べていると気づくのは簡単です。
要するに、空腹以外の理由で食べているときは、すべて感情に引きずられて食べているということです。
何か嬉しいことがあったときに、好きな食事でお祝いをしてはならないと言っているのではありません。
感情に依存した摂食が問題になるのは、それが度を超した場合だけです。
シンシアはこの習慣を突き止めるために、以下のわかりやすい徴候を挙げています。
- 空腹ではないのに、おかわりをする。
- 興奮するような良い知らせがあったら、まずはお祝いの食事をすることを考える。
- 退屈を感じたとき、食べることが完璧な解決法に思える。
- 何かを食べていると安心感を覚える。
- 友人や愛する人に辛い思いをさせられたり、腹を立てたときは、美味しいものを食べて自分を慰めるのがお決まりのパターンになっている。
- ストレスを感じたり、仕事に押し潰されそうになると、食べ物に慰めを見いだす。
- ダイエットに失敗してガッカリしたとき、好物をやけ食いして気分を盛り上げようとする。
- 食べ終わったら、どんな味だったか思い出せない。
次の症状もシンシアのリストにありますが、著者の経験では、これらは感情的な理由だけでなく生物学的な理由によっても引き起こされる症状です。
すなわち、身体に合わないもの、食品ないし環境中の毒素、化学添加物を摂取したときにも起こります。
以下のグループの症状だけなら、おそらく生物学的な問題であって感情的なことではありません。
両方のグループにまたがって症状がみられるなら、両方の原因を調べる必要があります。
- 急激に空腹感に襲われ、我慢できなくなるほど食べたくなる。
- 食べた後でも空腹を感じる。
- 特定の食べ物だけ、無性に食べたくなる。
次回予告

HACK24▶︎「おばあちゃんの教え」のとおりに食べる