
筋肉の減少が怖い病気を引き起こす
歳をとって身体つきがぽっちゃりしてくるのは、年齢を重ねるごとに筋肉の量が低下するためです。
事実、筋肉の量は20〜30代をピークに減少し始め、1年ごとに1%ずつ失われていくことがわかっています。
こうした加齢に伴う筋肉量の減少を「サルコペニア」といいます。
サルコペニアは痛みなどの自覚症状がないため軽視されがちですが、おそろしい生活習慣病の原因となり得ることを考えると、決して放置していいものではありません。
サルコペニアが進行すると、筋肉や骨、関節などの運動器に障害が生じ、立ったり歩いたりする動作が困難になる「ロコモティブシンドローム」に繋がります。

最近の研究では、コレステロール値や血圧の上昇による疾患や脳疾患、糖尿病などにも関連していることが報告されています。
さらに厄介なことに、これまでサルコペニアは高齢者の問題として扱われてきましたが、現代では若者にもそのリスクが高まっていることが明らかになってきました。
高齢者も若者もサルコペニアを防ぐために必要なのは、やはり十分なタンパク質です。
3度の食事それぞれで20g以上を摂取し、適度な運動も組み合わせて筋肉を維持することが、いちばんの対策です。
