
加工肉はタンパク源としては非効率的
ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉は、調理の手間が少なく手軽に摂ることができ、なおかつ美味しいため、タンパク源として魅力的に見えます。
しかし、これらの加工肉を摂ったからといって、タンパク質を効率よく、健康的に補給できるかというと、そうでもありません。
第一に、ハムやソーセージには脂質が多く含まれています。
そのため、脂質の少ない牛の赤身や鶏むね肉などと比べると、タンパク質そのものの吸収率が低く、必ずしも効率的にタンパク質を摂取できるとは言えないのです。

さらに海外の研究では、加工肉を摂取し続けると大腸がんのリスクが高まるとの報告もあります。
日本人の平均的な摂取量では特に問題ないようですが、継続して摂るとリスクがないとは言い切れません。
何より、加工肉はカロリーや塩分が高く、摂りすぎれば肥満や高脂血症、高血圧症などの生活習慣病に繋がるおそれがあります。
そうした深刻な病気を予防する観点からも、あくまでもバランスを重視し、摂りすぎには注意を払うべきでしょう。
加工肉に頼らなくても、お店に行けばサバ缶やチーズ、蒸し大豆など、調理をしなくても食べられる手軽でヘルシーなタンパク源がたくさんあります。
美味しく、かつ健康的にタンパク質が摂れる食品を、あれこれ探してみるのも楽しいものです。
